均整法の特徴

バランス・動き・強さ、そして12のタイプ

姿勢不良(運動系の歪み)を正すことによって健全で美しい強壮な人体を追求し健康管理をしてゆくのが身体均整法です。

身体均整法では、姿勢の不良などで起こる体型のゆがみを12パターン(十二種体型)で捉え、これを漢方の経絡経穴、オステオパシー、スポンデロテラピーなど、東洋と西洋の様々な手技療法を応用し、人体本来の姿勢に整えていく療法です。

私たちの体を始め、あらゆるところに働いている原則があります。
それはバランス(平衡)、動き(可動)、強さ(強弱)です。
これらの原則は、体においては、それぞれ関節、筋肉、内臓が支配しているといわれています。

動作

この三大原則を用いて人体を観察するときに見るのが、前後の動き、左右の動き、そして回旋の動きになります。

さらに肋骨・骨盤・骨格といった形態からの観察も加わり、それらを6つのタイプに分類します。
そして6つのタイプにはそれぞれ陰と陽の傾向があるとされ、結果12通りのタイプに分類されます。

「頭脳型(前後型)」「消化器型(左右型)」「泌尿器型(回旋型)」「呼吸器型(肋骨型)」「生殖器型(骨盤型)」「循環器型(骨格筋型)」の6つが、さらにそれぞれ正反対の性質を持つ2つずつ(頭脳型の「陽性」と「陰性」など)に分かれることで、合計12種類の体型になります。

均整法の調整もこの12通りのタイプに基づき、平衡性・可動性・強弱性の刺激法を用いて調整を行います。